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‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ(19、高麗大)がグランプリシリーズ7連覇を狙う。
13日(以下、日本時間)から米レークプラシッドで開催される国際スケート競技連盟(ISU)グランプリ第5戦「スケートアメリカ」に出場するキム・ヨナは、11日夜にカナダ・トロントを出発し、大会場所へ向かう。
米ニューヨーク州のレークプラシッドは航空便でのアクセスが容易ではない小都市であるため、キム・ヨナはトロントから車で6-7時間かけて移動する。
▽グランプリシリーズ7連覇へ
キム・ヨナは10月のシーズン最初の大会グランプリ第1戦のフランス大会で210.03点をマークし、グランプリシリーズ6連覇を達成した。
シニア舞台の2度目の大会だったグランプリ第4戦(06年)で初優勝をして以来、すべてのグランプリシリーズ大会で金メダルを獲得した。いま7連覇が目の前に迫っている。
2010年バンクーバーオリンピック(五輪)が開催される2009-2010シーズンのグランプリ大会は第4戦まで来たが、これまでキム・ヨナとライバルとなる選手は出ていない。今季キム・ヨナに次ぐ高得点をマークしたのは鈴木明子(日本)で176.66点。キム・ヨナとは33.37点の差だ。
▽衣装はそのまま、演技はアップグレード
キム・ヨナはグランプリ第1戦の後、「率直に言うと衣装があまり気に入らない」と話していた。首の横から斜めに落ちる衣装が「原始人」を連想させるという一部のファンの拒否反応もあった。
しかしキム・ヨナは当分、衣装を変えないことにした。動きやすく競技に支障がないうえ、世界最高記録をマークした衣装をあえて変える必要はないと感じたからだ。
キム・ヨナはシーズン最初の大会で、「007メドレー」(SP)とガーシュインの「ピアノ協奏曲ヘ長調」(フリー)で好評を受けた。高い点を受けたが、フリーでレベル3を受けたスピンなど補完する点もある。
キム・ヨナは大会を控えて「ジャンプやスピンなど技術の完成度を高めようと努力している。振り付けの未熟な部分や表情の演技も整え、プログラムをもう少し自分のものにしたい」と語った。
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