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米テキサス州のフォートフッド陸軍基地で銃を乱射し13人を殺害した米陸軍のニダル・マリク・ハサン軍医少佐に、8年前に米国で起きた同時多発テロの犯人らと親交があった可能性が提起されている。
英デイリー・テレグラフ紙は7日、2人のテロ犯が通っていたイスラム寺院にハサン容疑者も同じ時期に出入りしていたと報じた。同紙によると、米連邦捜査局(FBI)はハサン容疑者の犯行動機を調査する過程で、2001年に米バージニア州にあるダル・アル・ヒジュラ寺院に通っていた事実を確認した。この寺院はアルカイダ支持者としてしられるアンワル・アル・オウラキという急進的宗教指導者が運営していた。FBIの調査結果、同時多発テロ犯のナワク・アル・ハムジとハニ・ハンジュールも当時この寺院の信者だった。アル・オラキはハムジとハンジュールの「精神的助言者」だったとされる。同時多発テロに加担した別のテロ犯もカリフォルニア州でアル・オラキが主管する宗教集会に出席していたことがわかっている。
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