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パク・ソンギュ青瓦台スポークスマンは6日「大統領直属G20首脳会議準備委員会が9日、初会議を開いて活動に入る」と明らかにした。パクスポークスマンによれば準備委員長には司空壱(サゴン・イル、写真)貿易協会長が、副委員長にはユン・ジンシク青瓦台政策室長が内定した。実務を統括する企画調整団長はイ・チャンヨン金融委員会副委員長が務める。
政府はこの日、G20首脳会議開催都市をソウルと事実上決定した。パクスポークスマンは「30カ国首脳と政府随行員、取材陣などを収容する宿所と隣近空港の収容能力などを考慮し、開催地はソウルが有力だ」とし「9日、会議で開催地を最終決定する」と述べた。また「ソウルで本会議が開かれた場合、G20長・次官会議などそのほかの会議は地方に分散させる」と説明した。
当初の開催地候補としては仁川松都(インチョン・ソンド)、済州道(チェジュド)、釜山(プサン)なども挙がったが、交通、会議場、宿泊条件などを考慮してソウルを最終候補に選択したという。G20会議には20カ国の首脳はもちろん、国際機関代表など国家元首級だけで30余人、1万人の遂行人員が出席する。これらが短時間内に出入国するという点で、仁川国際空港と近くのソウルが高い点数を受けた。松都の場合、国際会議場や宿泊施設がまだ不十分だということが弱点となった。首脳に対する警護などもソウルを選択するのに重要な要素となったという。
G20準備委は9日午後の会議でこのような内容と委員会名簿などを定め、李明博(イ・ミョンバク)大統領に報告した後、公式発表する予定だ。委員会構成についてパクスポークスマンは「政府側の委員と民間委員の両方から任命する」と話している。
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