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3000万ウォン台のレース…国産・輸入車が真っ向勝負(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
しかしトヨタの登場で状況はまた変わった。トヨタが来年中に700台を販売すれば、全体輸入車市場で3000万ウォン台の比率が現在の2倍以上になる。さらにホンダも主力車種の価格を3000万ウォン台にまた引き下げた。その間、輸入車では大衆車と高級車を分ける基準が5000万ウォンだったが、今後は4000万ウォンが基準になるとみられる。

◇国産車と正面勝負=今まで輸入車市場を一種のニッチと見なしてきた国内自動車企業も影響を受ける見込みだ。最近新車を出す度に価格を10-20%ずつ上げてきた現代・起亜(ヒョンデ・キア)車の戦略は、「輸入車との正面勝負」という結果につながることになった。

「カムリ」の価格は現代車の「ソナタ」と「グレンジャー」の中間程度だ。特に「グレンジャー」Q270(2890万-3598万ウォン)と24日に出る起亜の準大型セダン「K7」2.7(3030万-3850万ウォン)と重なる。「カムリ」は「グレンジャー」や「K7」の核心販売車種に照準を合わせたということだ。


SUVの「RAV4」の価格も「トゥーソン」(起亜「スポーティジ」)と「サンタフェ」(起亜「ソレントR」)ディーゼルモデルの中間だ。「カムリ」2.5の比較相手が「ソナタ」「グレンジャー」「K7」のどのモデルになるかは速断できない。「RAV4」もガソリンエンジンであり、ディーゼルSUVと比較することはできない。

しかしトヨタが正面突破で現代・起亜車の核心車種と競合しようといている点がポイントだ。消費者の立場では、似た価格帯の代案として考えられるほどの輸入車が出てきたということだ。さらに中型セダン分野に強いルノー三星(サムスン)の「SM5」も来年初めに登場するため、競争はさらに激しく見込みだ。



3000万ウォン台のレース…国産・輸入車が真っ向勝負(1)

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