マイケル・ジャクソンの冷めることのない人気が改めて確認された。ロサンゼルスタイムズ紙が２日に伝えたところによると、先月２８日に公開されたマイケル・ジャクソンの追悼映画「ＴＨＩＳ ＩＳ ＩＴ」が公開５日間で１０８カ国で１億１００万ドルの収入を上げた。同紙は映画配給会社のソニー関係者の話として、「米国とカナダだけで３２５０万ドルを稼ぎ、日本では１０４０万ドルと最も多い収入を記録した」と伝えた。

「ＴＨＩＳ ＩＳ ＩＴ」は６月に行われる予定だったロンドンでのコンサートのリハーサル風景を盛り込んだ映画。マイケル・ジャクソンが死亡する１週間前の姿と、彼とともに公演を準備していたギタリストや振り付け師らの追悼インタビューなどで構成されている。公開前日の先月２７日にはニューヨークとパリ、北京で数千人がマイケル・ジャクソンに扮して彼のダンスを踊った。自身の最期を予感していたのか、マイケル・ジャクソンは「ロンドン公演が最後のステージになるだろう。それがこれだ（ＴＨＩＳ ＩＳ ＩＴ）」とロンドン公演について説明していた。