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日本のプロ野球千葉ロッテマリーンズが最近フリーエージェントの公示が出された金泰均(キム・テギュン、元ハンファ)の獲得に乗り出した。韓国プロ野球の釜山(プサン)ロッテジャイアンツと千葉ロッテマリーンズの球団オーナーを務めるロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン)副会長が韓国選手獲得の必要性を強調し、金泰均獲りに関心を示しているという。
千葉ロッテが金泰均を狙う理由は2つに要約される。千葉ロッテの打線は長打力に欠ける。今シーズンは22本塁打を記録したサブローを除き、20本塁打を超えた打者はいなかった。マウンドが崩れた上に打線の力まで落ち込んだ千葉ロッテは今年パ・リーグ5位になった。
マーケティングからも大きな効果を期待できる。金泰均はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での活躍ですでに日本で相当な知名度を持っている。千葉ロッテは李承燁(イ・スンヨプ)が活躍していたころに韓国の放送局から相当な中継権料を得ている。韓国と日本の双方に根を下ろしているロッテにとって韓国代表チームの4番打者金泰均は相当に魅力的だ。
このため千葉ロッテは積極的な投資を進める見通しだ。2004年の李承燁に提示した2年5億円に匹敵する契約が飛び出す可能性もある。金泰均は「チャンスがあれば大きな舞台に立ちたい」と日本進出を優先目標に上げている。金泰均は3日から12日まで元の所属チームのハンファと優先交渉を行う。4年60億ウォンの呼び値がかかる金泰均をハンファが獲得する確率は低い。13日からは海外の球団、国内7球団との契約が可能になる。国内球団では右打者獲得が切実なLGが目を付けている。
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