韓国と米国が北朝鮮の急変事態６つの型に対する対策を用意したことが１日、明らかになった。政府高位当局者は「韓米連合司令部を中心に、昨年から北朝鮮の急変事態に備えた“概念計画５０２９”を作戦計画水準で補った」と「作戦計画と名付けなかったが、事実上“作戦計画５０２９”と違いない」と述べた。

この当局者は「補完された概念計画５０２９は、戦時作戦統制権が連合司令官から韓国合同参謀議長に２０１２年の転換後にも適用される」とし「戦作権転換後に韓国軍が主導する新しい連合作戦計画にも反映されると聞いている」と伝えた。この中に北朝鮮のＷＭＤ（大量破壊兵器）流出事態に対しては米国が、残りは韓国が主導的に対応する計画だ。ウォルター・シャープ在韓米軍司令官は先月３０日のセミナーで「戦作権転換後にも（北朝鮮の）ＷＭＤを除去する作戦は米軍が主導することで最近（韓米が）合意した」と明らかにした。