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アジア太平洋地域、「環境都市づくり」で協力

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 蔚山(ウルサン)・宇部(日本)・シブ(マレーシア)などアジア太平洋地域25都市が「環境都市づくり」で手を取り合った。

韓国・日本・米国・中国など12カ国・25都市の市長は、UNESCAP(国連アジア太平洋経済社会委員会)の主催で27・28日に蔚山(ウルサン)で開かれた「アジア太平洋市場フォーラム」で「都市グリーン成長共同宣言文」を採択した。

共同宣言文は「持続可能な都市づくりに向けて、参加都市間の協力と交流のために共同で努力する」という内容が盛り込まれている。 また▽グリーン成長に対する市民の共感形成▽すべての市民が健康に暮らせる生活条件の提供▽2日間のフォーラムで提示された優秀環境開発事例の積極的活用--という条項も含まれた。


◇地方自治体がまず取り組むべき=蔚山では産業団地の造成で深刻な汚染問題が発生したが、開発を主導した中央政府は対策づくりに熱心に取り組んでこなかった。 このため蔚山市民が自発的に活動を起こし、中央政府の支援を引き出した。 中央政府の環境ガイドラインよりも蔚山市のほうが厳格だ。 政府の4大江開発事業モデルに含まれる太和江(テファガン)開発も全的に蔚山市が推進した。

◇国連から温暖化克服名誉賞受賞の宇部市=炭鉱都市の宇部市は日本で最も汚染が激しい都市だ。しかし市と市民が情報公開をもとに信頼関係を築き、汚染との戦いに勝利した。 大学では塵・呼吸器疾患を研究し、市民は自発的に花や木を植えるキャンペーンを行った。 気候変化問題の解決のため、都市の廃棄物から発生するスチームを利用して電力を生産している。 交通手段を自転車中心に変え、学校・庭園・駐車場に芝を植えるプログラムに取り組んでいる。



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