◆科学都市に浮上した大田＝国際宇宙航行連盟（ＩＡＦ）会長ら世界の宇宙専門家らは今回の会議を過去最高の会議だと評価した。米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）のチャールズ・ボールデン長官は「宇宙開発技術は最先端科学技術の集合体で、宇宙技術とともに高度のＩＴ技術を必要とするが、大田は韓国航空宇宙研究院をはじめ７０の研究機関と２万人の研究スタッフ、大学・企業が集まる科学技術インフラがしっかりと構築され、宇宙会議を成功的に終わらせた。大田市も宇宙都市として踏み出す契機になった」と述べた。

体育大会開会式の聖火も点火をアーチェリー国家代表のクァク・イェジとＫＡＩＳＴのヒューマノイドロボット「ヒューボ」がロケット推進の弓矢で火を付け大田が科学都市であることを印象づけた。

◆露呈した問題点＝ＩＡＣ会議と連係して進めた宇宙祝祭は十分な広報が行われず、市民とのコンセンサス形成が不十分だったという指摘を受けた。


韓国初の宇宙飛行士のイ・ソヨン博士は「今回の大会は宇宙専門家会議を超え、市民が参加する宇宙の祭典として開催されたが、大田はもちろん他都市の市民の参加が不足し残念だった」と話す。体育大会も一部市民の無秩序な行動で試合中に事故が発生するなどの問題点があらわになった。





「科学都市・大田」１５０億ウォンの経済効果（１）