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国会議員5人を選ぶ10・28再・補選で、民主党は3カ所、ハンナラ党は2カ所でそれぞれ勝利した。これによって1999年6・30の再・補選から続く与党の再・補選敗北は12連敗となった。
この日の夜、開票結果確定後、ハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)代表は「国民がハンナラ党に激励と鞭を同時にくださったと思う。もっと謙虚にあって国民に仕え、懸命に働きたい」と明らかにした。一方、民主党丁世均(チョン・セギュン)代表は、選挙結果に対し「信頼を送ってくれた国民に深く感謝する。李明博(イ・ミョンバク)政権は国政運営の基調を変えるべきだ」と述べた。
政界では李明博大統領の支持率が50%台に達しているが、ハンナラ党が結局、政権牽制心理に屈したという分析だ。今回の再・補選が民主党の勝利で終わり、世宗市問題、4大河川の予算など、主要政治の争点をめぐる与・野党の対峙がいっそう激しくなる見通しだ。
全国5の地方区290の投票所で行われたこの日の選挙の投票率は39.0%(暫定)で、 2004年以後に行われた国会議員再・普選の平均投票率34.9%を上回った。
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