中国が北朝鮮・咸境北道茂山郡(ハムキョンブクト・ムサングン)付近の鉄鉱石を確保するため、鉄道の延長などインフラ整備に拍車をかけている。
茂山郡はアジア最大の鉄鉱石の鉱床だ。現地の消息筋が27日に伝えたところによると、中国鉄道省は吉林省延辺朝鮮族自治州の和龍から南坪にわたる鉄道の延長工事を9月初旬に着工した。2011年の完工をめどに、鉄道省と吉林省政府が11億9000万人民元(約26億円)を投入するこの鉄道は41.68キロメートルにのぼる。
この鉄道の終着駅となる南坪は、05年に中国企業が鉄鋼粉(鉄鉱石の粉)選鉱場(年間60万トンの規模)を建設した所。南坪はアジア最大の露天鉱山として有名な北朝鮮茂山郡に最も近い豆満江沿いにある中国領土だ。このため、今回の鉄道延長工事は事実上、北朝鮮の鉄鉱石を狙ったものという観測が広がっている。
茂山一帯は鉄鉱石の埋蔵量が30億トンを上回るとされ、採掘が可能な埋蔵量も13億トンにのぼると言われている。現地の消息筋は「鉄道が延長されれば、中長期的に、大規模な鉄鉱石の輸入や茂山の鉱山に対する直接投資の条件が改善されることになる」という見方を示している。
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