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ゴミ、固体燃料変身で1日石油10万リットルの効果

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
26日午後、仁川(インチョン)市西区首都圏ゴミ埋め立て地。ソウル汝矣島(ヨウィド)面積の6倍(19.8平方キロ)に至る埋め立て地の一方に大きな工場3、4軒が建っている。中でも工事が終わったある建物ではゴミ処理作業が盛んだ。トラックが積んできたゴミを起重機が持ち上げて破鎖機に送った。袋が引き破かれ、ゴミは細かく砕かれた。砕かれたゴミはコンベヤーベルトで移動しながら大きいものは網で濾過され、軽いものは送風機の風で飛ばされていった。大きさと重さによってゴミが分類されるのだ。

こうした過程を経たゴミは金属のように燃えないものとビニールや紙のように燃えるもの(可燃性廃棄物)に分けられる。可燃性廃棄物はまた小さく砕かれて小さな円筒状の固まり(直径20ミリ、長さ50ミリ)にまとめられた。これがゴミで作った固体燃料、すなわちRDF(Refuse Derived Fuel)だ。

ここではRDFが1日200トンずつ生産される。現在は来月末の竣工を控えて試運転中だ。2006年10月に運営を始めた江原道原州市のRDF施設(1日80トン生産)に続き、国内では2番目だ。試運転で生産されたRDFの熱量は1キログラム当たり4800キロカロリーである。RDF1トンは石油500リットルと同じエネルギーを生産する。(株)全州ペーパーと仁川南東公団の(株)ERGサービスがボイラー燃料としてRDFを購入する。


埋め立て地管理公社パク・ジョンヒョン次長は「汚染を防止するために実験室で月1、2回、重金属成分を検査する」と話す。

管理公社オ・ファスエネルギー事業室長は「ゴミをエネルギーとして活用すれば埋め立てる量が減るので、埋め立て地の寿命が55年延び、2099年まで使うことができる」と話した。オ室長は「原油収入代替と廃棄物処理費節減、温室ガス削減効果などで2013年まで5203億ウォンの経済的効果をおさめることができる」と付け加えた。埋め立て地から出るメタンガスが地球温暖化に及ぶ影響は二酸化炭素の21倍に達する。それでメタンガスをエネルギーとして活用すれば、温室ガス削減効果がかなり期待できる。



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