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国内で冷遇される無線技術…ロシア・中東への輸出

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
国内で冷遇されてきた国産先端無線インターネット技術が海外で高い評価を受けるケースは多い。無線で超高速インターネットを楽しめる第4世代移動通信「ワイブロ」がその代表例だ。

KTが06年、世界で初めて商用サービスを開始したワイブロは、国内よりも海外で頭角を現した。KTはロシア・ウズベキスタンでワイブロのサービスに成功している。今年はアフリカのルワンダにもワイブロ網を構築中だ。SKテレコムも最近、アラブ首長国連邦(UAE)でワイブロコンサルティング契約を結んだ。

‘無線インターネット後進国’と言われる韓国が、第3世界で積極的にワイブロサービスを展開している背景は何か。国内とは違い、海外現地の有線通信インフラが劣悪だからだ。こうした国では有線サービス事業や収益に影響が生じないうえ、移動通信と超高速インターネットインフラをワイブロで同時に解決できる。特に中央アジア・アフリカのように人口密度が低い地域に光ケーブルを細かく敷設するのは経済性がない。


放送通信委員会のイ・ビョンギ常任委員は「ワイブロは有線通信インフラが整っていない国を中心に世界通信市場で30%のシェアを確保することも可能」と期待を表した。韓国電子通信研究所(ETRI)は、5年以内に世界ワイブロ市場が装備と端末機を合わせて93兆ウォン(約7兆円)に達すると推定している。



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