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【世界はサイバー新天地戦争】インターネット韓国、無線後進国に(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
なぜこうなったのか。世界最高レベルの有線インターネットと携帯電話音声通話の競争力がむしろ無線インターネットの成長を妨げたのだ。移動通信会社は音声通話の収益減少を懸念してモバイルインターネットの導入を無視した。

一方、韓国より超高速網基盤が不足していた日本は、数年前、無線インターネットの活性化に乗り出した。日本の無線インターネット利用者は昨年末現在9000万人で、普及率が73%にのぼる。

◇今は無線インターネット=業界と政府も最近、無線インターネットに取り組み始めた。放送通信委員会は無線インターネット活性化の障害だった韓国型無線インターネットプラットホーム(WIPI)の端末機搭載義務化を廃止した。これを受け、通信業界もノートブックはもちろん携帯電話にも‘いつどこでも’インターネットに接続できるサービスを相次いで出し始めた。KT・SKテレコムなど通信業界は主力事業を無線インターネットに移す計画だ。


KTは1月に李錫采会長がCEOに就任した後、6月のKTF合併に続き、今月からは有線・無線インターネット融合(FMC)サービスに注力している。FMCは無線インターネット地域から携帯電話機に低料金のインターネット電話(VoIP)をかけられるサービスだ。SKテレコムも有線・無線統合商品「FMC」を発表した。特定地域でインターネット電話料金で携帯電話を使用できる料金制だ。

無線インターネットの可能性はすでに立証された。LGテレコムが昨年4月に始めた「OZ」は未熟な国内無線インターネット市場で奮闘し、最近、加入者が90万人を超えた。無線インターネット時代は最近、仁川(インチョン)松島(ソンド)自由貿易新都市で実現され始めた。最先端の住宅商店複合建物「ザ・シャープ・ファースト・ワールド」は携帯電話で家の中の温度や照明を管理し、交通・教育情報が得られる。

姜聲郁(カン・ソンウク)シスコ・アジア総括社長は「都市全体を有線・無線インターネット基盤の‘スマートシティー’にするのは松島が初めて」とし「新しいサイバー時代にもインターネット強国の栄誉を取り戻せるだろう」と期待を表した。



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