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起亜自動車、史上最大純利益…「世界ビッグ5」に入る可能性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
起亜(キア)自動車が順調な国内外販売実績で第3四半期4020億ウォン(約311億円)という過去最大の純益を記録した。また現代車と合弁した世界市場シェアも大きく上がり、世界5位をめぐってフォード、ルノー・日産と熾烈な競争をする見通しだ。

起亜車は23日、ソウル汝矣島韓国取引所で企業説明会を行い、第3四半期実績を発表した。売上が4兆5093億ウォンで昨年同期間より31.6%増え、営業利益も483.8%増の3135億ウォンを記録した。純利益は前年同期赤字から黒字に転換し、四半期過去最大値を記録した。

内需市場で相次いで新車を発表し、良い反応を得た上、老後に車を買う際には税金を減免する政府の政策により実績が大きく改善した。財務構造が大きく好転し、海外法人の経営実績も好転した点が目立つ。昨年170%近かった負債比率は今年、連結借入金が2兆5000億ウォン減り、9月末基準で146.7%まで下がった。年末にはこの割合が130%まで減るものと起亜車は見ている。これによって世界市場シェアも大きく上昇している。現代車と合わせれば「世界ビッグ5」の達成が可視圏に入ってきた。


キム・ドゥクチュ起亜車財務管理室長はこの日の説明会で「第3四半期世界市場シェアは2.7%で、今年の出庫基準150万台、小売基準160万台以上を販売する」と明らかにした。これによって昨年2.1%、今年1~3四半期平均2.6%だった世界市場シェアが年間基準で最大2.8%まで上がるものとキム室長はみている。

22日に発表された現代車の第3四半期世界市場シェア(5.5%)と合わせれば8.2%で、現代車グループ全体でもシェアが過去最高値だ。これは昨年の全市場シェアが6.7%から大きく上がったもので、8~10%と推定されるルノー・日産、フォードと同クラスだ。第4四半期販売価格が順調である場合、現代・起亜車グループが「世界ビッグ5」に入る可能性が高くなった。



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