「面接の際、学閥や出身学校を尋ねる質問が最も不快だ」－－。

求職者１０人に約６人が面接で不快な質問を受けた経験があることが、調査でわかった。就職あっせん会社のジョブコリアが最近、入社面接を受けた経験がある男女求職者８０９人を対象に調べたところ、５６％が「不快な質問を受けたことがある」と回答した。

最も不快な質問には「学閥や出身学校に関する質問（３５．５％）」が最も多く、「外見や身体条件（顔立ち・身長・体重など、１５．２％）」「恋人（または結婚）の有無（１３．２％）」「家族の職業（１２．８％）」「詳しい身元情報（７．１％）」「居住する住居の形や地域名（６．６％）」－－などだった。


一方、回答者の７４．８％は「面接官の態度のため不快だったことがある」と答えた。最も不快な態度には「無視するような口調」が４７．４％で最も多く、「面接で履歴書を初めて検討しているような態度（２３．３％）」「ぞんざいな言葉づかい（１０．４％）」「答えている途中に別の質問をする行為（９．８％）」「面接中にタバコを吸う面接官（４．５％）」「面接の途中で電話に出る行為（２．１％）」－－などの順だった。



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