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「対北朝鮮コメ支援は南北当局間の会談後に」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮が16日の南北(韓国・北朝鮮)赤十字実務接触で人道的支援を要請したことに関し、政府当局者は17日、「今後の南北接触状況によって赤十字社レベルの緊急人道支援は行う方針」と明らかにした。この当局者は「16日の北朝鮮の要請は赤十字社を通したものであり、政府も緊急人道支援はするという立場を明らかにした」とし「トウモロコシ1万-3万トン(35億-105億ウォン分)と緊急救護物品は支援可能だというのが政府内の雰囲気」と述べた。

‘コメ’についてはすぐに支援できないという立場だ。 政府関係者は「過去の政権で借款形式で提供したコメ支援を無償支援に転換し、国際機構水準の分配モニタリングシステムを用意しようと考えている」とし「このためにも当局間の会談が前提ならなければならない。過去にもコメ支援は当局間協議で行われてきた」と強調した。

この関係者は「肥料支援は‘季節的に急がれる支援対象’の品目に含まれない」と述べた。 北朝鮮は16日の赤十字実務接触で具体的な品目と数量を提示せずに支援を要請し、韓国側は「検討する」とのみ答えた。 他の政府当局者は「核問題に進展がなければ、過去のようにコメや肥料を数十万トンずつ支援できないというのが政府の確固たる立場」と述べた。


一方、ケリー米国務省報道官は16日(現地時間)、「北朝鮮の李根(イ・グン)外務省米州局長とその代表団が10月末に米国で開かれる学術会議に出席できるよう、ビザの発給を承認することにした」と明らかにした。外交部の当局者は「李局長は26-27日にカリフォルニア州サンディエゴで開かれる北東アジア協力対話(NEACD)に出席する予定で、会議前または直後にニューヨークでソン・キム6カ国協議米側代表に会うものと理解している」と述べた。 李局長は北朝鮮の6カ国協議次席代表。

ニューヨークの朝米対話で、双方はボスワース対北朝鮮政策特別代表の訪朝問題を調整するとみられる。 李局長はNEACD会議に出席した後、30日、ニューヨークでコリアソサイエティーと全米外交政策協議会(NCAFP)が共同主催し、北朝鮮問題専門家、元・現職米国政府高官らが参加する討論会にも出席する。 NEACD会議は、米カリフォルニア大傘下の「世界紛争及び協力研究所」(IGCC)が6カ国協議参加国の外交部・国防省官僚や学者を招待して開催する多者フォーラム。



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