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「今週はプーケット、サイパン、セブになった。死ぬほど行きたくない」
これはどういうことか。客室乗務員同士のこうしたおしゃべりを聞けば、「あの人たちは何だ」と横目でにらむこともできる。しかし観光客の立場では“幻想的”なコースだが、客室乗務員の立場では乗客も多くとても疲れる路線だ。
「ワインで手を洗う人!」
飲むのももったいないワインで手を洗う? 目が回る話だ。しかし規則上、開封したワインは着陸前にすべて捨てなくてはならない。
平均経歴10年になるアシアナ航空の客室乗務員8人がまとめたエッセー集「スチュワーデスの秘密ノート」に掲載された彼女たちの隠語だ。
「シドニーに行ってパンケーキを食べたい」というのはシドニーに行きたいという意味だ。シドニーのあるパンケーキ屋は乗務員の間で知られており、シドニーに到着した翌日にはほとんどの乗務員がここにパンケーキを食べに行く。
「梨花(イファ)女子大前よりビバリーヒルズでショッピングしたほうが早い」というのも彼女らだけに通じる言葉だ。実際、ソウルにいると既婚者は育児に家事にと忙しく、未婚者もデートや友だちと遊ぶのに忙しくショッピングに出る時間はない。
本には出ていない裏話を乗務員歴18年のチョン・ジンヒ事務長からきいてみた。
--客室乗務員に人気の路線と忌避する路線があるというが。
「バンコクは人気路線のひとつです。安くておいしい食べ物が多く、ショッピングモールやスパなど安くてきれいな施設が多いです。福岡も人気です。いちばん短い路線のため機内サービスがとても簡単で、朝出社すればお昼を過ぎたころには退社できます。ロサンゼルスは忌避対象路線です。毎回満席の上にVIPも多く、わずらわしい乗客も多いです。昼間のフライトのため乗客からの要求も多く、フライト中はずっと走り回っています。
客室乗務員に人気の路線は…?(2)
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