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8月に開催された柔道世界選手権大会の男子73キロ級金メダリスト、王己春(ワン・キチュン、21、竜仁大)が引退を示唆した。
18日にナイトクラブで同席した女性に暴行を加えた容疑で警察の調査を受けた王己春は18日、自分のファンコミュニティーで「皆さんがご存知のように…」と題し、「女性に手を上げたのは公人ではなくても大きな罪であり、申し訳ない。もっと申し訳ないのは、今後マットの上に立つ自分の姿を見られなくなりそうだ。生まれて初めて放棄というものをする…」と書き込んだ。
王己春は20日現在、携帯電話の電源を切って潜伏した状態。国体大学部に京畿道(キョンギド)代表として出場することになっていた王己春は宿舎に現れず、竜仁大のチョン・フン柔道男子国家代表監督とも連絡を切っている。
京畿道柔道会のホ・ギュン専務は「王己春から国体に出場できないという通知を受けていない状態。出場するかどうか私たちにも分からない」と述べた。
チョン・フン代表チーム監督は「王己春は柔道だけをしてきた。引退の話が出ているが、今回の事件で大きなショックを受けてそう言っているのだろう。時間が必要なので、多くの人々に助けてほしい」と述べた。
王己春の父は「己春は田舎の親せきの家に行っている。事件の後、非常に苦しんでいて、気持ちを落ち着かせている」とし「インターネットに引退するというコメントを載せているが、どうやって引退するのか。己春は世界1位で、まだ20歳にすぎない」と話した。
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