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【大韓民国ワーキングママ】1 「なぜ母親だけ非難?」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版



先月15日、出勤中ワーキングママの目があるフリーペーパーに集まった。「毎朝別れる女」という見出しの手紙形態の広告だった。「クマ3匹」の童謡を歌う息子を残して出かける母親の心情を扱った。インターネットワーキングママコミュニティには「地下鉄で泣いた」というコメントが書き込まれていた。数日後、ほかのフリーペーパーに嫁ぎ先の法事の日を忘れた「悪い嫁」、2番目の子供を産めずにいる「悪い妻」を扱った「私は悪い女です」が掲載されるとオンラインが沸いた。「どの会社のティーザーだろう?」気になる書き込みが並んだ。

しかし匿名広告を出したのは企業ではなかった。あるワーキングママだった。


ファン・ミョンウンさん(36、女、写真)は高額年俸をもらう広告会社常務だ。人事コンサルタントである夫(39)と息子(5)をもつ。そんな彼女が、何がどうして個人の金1000万ウォンをかけてキャンペーンをしたのだろうか。

去年の冬のことが発端だった。子供が肺炎にかかって入院した。1週間も会社を休みにくいので、育児ヘルパーに看護を任せた。夫が爆発した。「お前は母親か?」ファンさんは「ならあなたがお休みをとって」と返した。まったく同じように働く親なのに、どうして母親だけ非難を浴びなければならないのか悔しかった。「大事な子を捨てた」という批判は夫婦共々傷ついた。ファンさんは「ワーキングママに希望を与えながら互いになぐさめあおうと広告を出した」とし「ワーキングママの問題は夫婦・社会・国家が一緒に解決しなければならない宿題だ」と話した。



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