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【コラム】他国の教科書を非難する前に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
生きていれば時々腹立たしいことが生じる。しかしその後に「自分も同じようなことをして人に嫌な思いをさせていないだろうか」と自問するのが普通の人の心情だ。個人的なことではなく、国のレベルでも同じことではないだろうか。先日、「外国教科書の大韓民国は栄養不良、援助受ける国」(中央日報10月13日付1・3面)記事を読みながら考えたことだ。

韓国学中央研究院が59カ国・1147教科書の韓国関連記述を分析したところ、半分を超える590の教科書から誤りが見つかったという。内容を見ればさらに怒りがこみ上げてくる。チリの教科書は韓国を「栄養不良国」、パラグアイは「ポルトガルの植民地」と書いている。「中国語を使う」(アルゼンチン)、「軍出身が統治する」(イタリア)、「後進国」(イラン)、「世界文化遺産がない」(メキシコ)など、誤解と偏見もさまざまだ。朝鮮末期にこの地を訪れた西洋人が残した「路上が人糞だらけの汚い国」「東アジアで最も怠けた卑怯な民族」のような記録をそのまま引用しなかっただけでも幸いと思わなければならないのだろうか。

しかし怒りを感じて終わるのではなく、外国に韓国の本当の姿を積極的に知らせなければならない。外国の教科書の筆者が意図的に誤った内容を記述したわけではないはずだ。古い資料と韓国に対する偏見が重なってこうしたことが発生したのだろう。日本も外国教科書に記述された自国関連の誤りを正すのに大変な努力をし、費用もかけた。1958年に外務省傘下「国際教育情報センター」を設置し、20年以上にわたり世界の2万余りの教科書を分析した後、最新資料を提供し、修正を求めた。その結果、50年代に約80%あった日本関連の誤りが、80年代には欧州10%、米国8%、オーストラリア2%、東南アジア30%へと大幅に減った(84年日本外務省発表)。韓国は韓国学中央研究院の担当者が6人しかいないため、収集した1万9000種類の外国教科書を分析するだけでも66年以上かかるというのだから言葉を失う。


しかしもっと至急で重要なことがある。韓国も同じ誤りを犯していないのか省みることだ。残念ながら韓国の教科書は外国の教科書を非難できる立場ではない。第3世界を専攻した学者7人が2年前に出した「誤りと偏見だらけの世界史教科書」(図書出版サムイン)は、韓国の教科書の誤りを辛らつに批判している。ある中学校教科書はアフリカを「ターザンとジェーンが自然の中で美しい愛を交わしたところ」と記述している。別の教科書は「アフリカ人はうれしい時も悲しい時も歌と踊りで感情を表現する。…黒人の柔軟な体は踊る時、あまりにも自然な動きで芸術的」と記述している。一見すると称賛のようだが、「白人は理性的で黒人は本能的という人種主義的な偏見」(ハン・ゴンス江原大文化人類学科教授)という認識が根源にある。「中南部アフリカはニグロの故郷」という、黒人民権運動家が見れば驚くような表現(ニグロ)を堂々と書いている教科書も一つでない。

メキシコの公害問題を説明しながら「メキシコシティーのあちこちに公衆電話ブースのような酸素呼吸施設が設置されていて、専門家らは子どもに母乳を飲ませるなという警告もしている」と記述した高校の地理教科書もある。メキシコで12年間勉強したイ・ジョンドク教授(徳成女子大スペイン語学科)は「誇張だ。酸素呼吸施設なんて見たこともない」と嘆いた。イスラムでは偶像崇拝を禁止する教理に基づきマホメットの肖像画掲載は絶対的な禁止だ。しかし一部の中学校教科書にはマホメットの肖像画が掲載されている。イ・ヒス教授(漢陽大文化人類学科)は「イスラム教に対する重大な挑発と見なされる行為であり、外交摩擦を招くおそれもある」とし「直ちに是正すべきだ」と述べた。世界10位圏の経済規模、貿易に依存する国の外国事情記述レベルがこれほどだと大きな問題だ。こうした内容を見過ごす教育部に対してももどかしさを感じる。

                                 ノ・ジェヒョン論説委員・文化専門記者



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