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44年ぶりにサッカー・ワールドカップ(W杯)本選出場を決めた北朝鮮代表チームが外国人監督を起用する動きを見せており関心を集めている。英国ではエリクソン元イングランド代表監督が北朝鮮代表チームを指揮するとの報道が流れた。英日刊紙ガーディアンは14日(韓国時間)、「エリクソン氏が2010年W杯南アフリカ大会で一時的に北朝鮮代表を指揮するため交渉に乗り出す」と単独報道した。同紙は「エリクソン氏が今週末に中国に向かい、北朝鮮関係者に会う。駐ロンドン北朝鮮大使館は2~3週間以内に発表があると示唆した」と伝えた。
しかしエリクソン氏の北朝鮮行きはハプニングで終わるかもしれない。英日刊紙タイムズは同日、「エリクソン氏が北朝鮮の技術顧問の提案を断った。13日にフランスで開かれた北朝鮮とコンゴの評価戦を見た後、北朝鮮行きを断ったとみられる」と報じた。
エリクソン氏の北朝鮮行きがなかったことになったとしても、今後他の監督の名前が出てくる余地は残っている。国際試合の経験が足りない北朝鮮と、W杯で過去の名声を取り戻そうとする一部監督が互いに必要としている状況となっているためだ。英国のサッカー専門ネットメディア「ゴールドットコム」は、「エリクソン氏の北朝鮮赴任説は驚くことではない。この数週間の間に複数の監督が北朝鮮サッカー協会と接触した。エリクソン監督はそのうち最も有名な人というだけ」と伝えた。
外国人監督はW杯本選での競争力強化のためのカードだ。現在のキム・ジョンフン北朝鮮代表監督は北朝鮮を粘り強い守備のチームとして育て、アジア予選を通過した。しかし疲れを知らない体力を誇る北朝鮮の「千里馬サッカー」は戦術運用面でサッカーの国際的な流れに後れを取っている。戦術の多様性と国際経験補完は依然として北朝鮮の宿題だった。
北朝鮮に外国人監督が赴任すれば、8カ月を超えるW杯準備作業にも弾みがつきそうだ。北朝鮮は5日から10日間の日程でフランスでトレーニングを行っている。しかしフランスプロリーグ2部のナント、W杯本選出場に失敗したコンゴと評価試合を行った。W杯進出国というプレミアムに比べ相手が不十分だ。国際サッカー界について情報と人的ネットワークが足りないためだ。
話題の主人公となったエリクソン氏はイングランドリーグ1のノッツカウンティの団長として2006年までイングランド代表チームを指揮した。2007年にプレミアリーグのマンチェスターシティの監督を務めたが1シーズンで退任し、昨年はメキシコ代表チームで再起を狙ったが今年3月に成績不振で中途解任された。
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