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就業者数が過去10カ月で最大の伸び、失業者は8カ月ぶり80万人台に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
先月の就業者数が過去10カ月で最大の伸びを示した。生産と消費に次いで雇用市場も最悪の状況から脱しているものとみられる。

統計庁が14日に明らかにした9月の就業者数は2380万5000人で、前年同月比7万1000人増加した。昨年11月以降で最も多く増加した。失業者数は82万6000人で8カ月ぶりに80万人台まで下がった。失業率も前月より0.3ポイント改善し3.4%を記録した。

わずかではあるが雇用市場が改善の兆しを見せているのは、政府の雇用事業の効果が続いていることや、輸出が改善し製造業部門の雇用減少にやや歯止めがかかったため。政府の雇用事業が集中した公共行政部門の就業者数は1年前に比べ32万6000人増え、3カ月連続で30万人以上の増加を記録した。製造業では前年同月比11万8000人減少したが、今年に入り減少幅は最も少なかった。韓国開発研究院(KDI)のキム・ヒサム研究員は、「民間消費が緩やかに増えており、後行指標の雇用に反映され始めたもの」と説明した。


しかしまだ雇用の質まで改善したものではない。希望勤労事業の影響で50代以上では就業者が増えたが、20~30代の就業者は1年前より27万5000人が減り、前月より減少幅は大きかった。日雇いが13万4000人減、自営業者が32万4000人減と急速に減っている現象も続いている。これらが多く従事する飲食・宿泊業では業種別統計を出し始めた2005年以降で最も多い13万8000人の働き口が失われた。

特別な理由なく働いていない人は138万4000人、求職をあきらめた人は15万5000人で、1年前に比べそれぞれ5万1000人と1万9000人増加した。

これに就職準備生と、18時間未満の労働者のうちもっと働きたいという人を含めた事実上の失業者は310万3000人に達する。統計庁のチョン・インスク雇用統計チーム長は、「公共部門で創出した雇用を除けば雇用市場はまだ弱い状態。景気回復への期待感に企業がどのように反応するかがカギ」と話している。



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