北朝鮮が１２日、東海（トンへ、日本名・日本海）海岸の基地から短距離ミサイル５発を発射したことが分かった。

政府当局者は「北朝鮮が東海海岸で午前から午後にかけ、短距離ミサイル５発を発射した」とした後「発射されたミサイルは射程１１０－１２０キロの地対地ミサイルＫＮ０２だと聞いている」と述べた。

この当局者によると、発射した場所は江原道元山（カンウォンド・ウォンサン）北部の「チョンジン・ミサイル基地」とみられる。政府は北朝鮮が韓国に対し柔軟政策を取りつづける状況でミサイルを発射したことに注目、発射の背景と意図を分析している。


北朝鮮は今年５月２５日に豊溪里（プンゲリ）で２度目の核実験を実施し、短距離ミサイル２発を発射したことに続き、翌日に短距離ミサイルを３発、そして同２９日に咸境北道花台郡舞水端里（ハムキョンブクド・ファデグン・ムスダンリ）から１発を、それそれ追加で発射したことがある。７月には２日（ミサイル４発）と４日（７発）に相次いで短距離ミサイルを発射した。これに先立ち、４月には運搬ロケット「銀河２号」を打ち上げた。



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