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アルカイダ幹部「中国と聖戦準備」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
国際イスラムテロ組職であるアルカイダ高位幹部がウィグル族に、中国に対立し聖戦(ジハード)することを促した。また全世界のムスリムたちに、これらに対する支援を要請したとAFP通信など外信が8日、報道した。

アルカイダのアフガニスタン司令官というアブ・ヤヒヤ・アリビ氏は7日、インターネットに載せた20分の動画を通じ「(中国)侵略者たちに対抗し、ジハードを準備しなければ抑圧と不義をとり除くことができない」と述べた。彼はまた「東トルキスタンの、抑圧されて傷ついた兄弟たちを支援することは今日のムスリムの義務だ」と強調した。東トルキスタンは中国の新疆ウィグル自治区を示すイスラム圏の地名だ。アリビは1979年、アフガンを侵攻した旧ソ連がイスラム武装勢力に敗れて退いた事実について言及し「彼ら(中国)はソ連の経験を踏襲するだろう」と警告した。米国のあるテロ監視団体は問題の動画が7月末~8月初めに制作され、アルカイダの宣伝機構であるアルサハブが公開したものと見られると明らかにした。

中国政府はアルカイダのこのような脅威に対し、慎重な姿勢を見せている。中国外交部は「報道内容を検討している」とし「まだ公式的な反応を出す段階ではない」と述べた。しかし香港サウス・チャイナモーニングポストは「アルカイダの核心関係者が中国に対立して戦う意思を表明したのは初めて」とし、中国政府が今回の事態を深刻に受けとめると報道した。






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