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1910年10月26日にハルビン駅で伊藤博文を暗殺した直後に撮影された安重根(アン・ジュングン)の肖像の原本(写真1)。複製本と違い解像度が高く、指を切断した様子が鮮明だ。京都の浄心寺の所蔵品で龍谷大学が保管しているもの。当時浄心寺の住職だった津田海純が死刑囚の教化僧として旅順監獄に行って収集したものだ。これを含む安重根義士の遺墨3点と100年前の原本写真27点が26日にソウル・瑞草洞(ソチョドン)の芸術の殿堂書芸博物館で公開される。日本から運ばれた遺物が8日午後に芸術の殿堂に到着した(写真3)。真ん中の写真は伊藤博文(赤枠)とその一行がハルビン義挙6日前に日本軍の旅順戦跡地を視察する写真で、今回初めて公開される。展示は来年1月24日まで。
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