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鬱陵島と独島(トクト、日本名:竹島)が世界地質公園最適の候補地という主張が申し立てられた。
慶北大チャン・ユンドゥク教授は8日、慶州(キョンジュ)ヒルトンホテルで開幕、2日間行われる蔚珍金剛松と鬱陵島・独島の「世界自然遺産及び地質公園」登録を推進するための国際学術大会で、鬱陵島と独島の世界地質公園指定の可能性が高いと分析された。
チャン教授は「鬱陵島と独島は火山地域特有の地形及び地質・奇岩怪石など地質遺産が豊富だ」とし「多様な動植物群が分布し、珍、絶滅危機植物の自生地であり、自然景観と地質遺産内容物が優秀だ」と評価した。またイカやサンゴなど海水産物と薬草、山菜など特産物が豊かであることから観光資源が優秀な点などを地質公園指定が可能な理由に挙げた。
チャン教授は鬱陵島と独島が地質公園に指定されれば独島領有権及び実効的な支配を国際的に広報することができる上、海外広報を通じた観光客誘致、地域発展などの効果が見られるものと予想した。
また同教授は地質公園指定推進計画で来年度学術調査及び探訪調査、2011年申請準備及び予備実体調査準備などを経て2012年、ユネスコに加盟申請書を提出する案を提案した。
今回の学術大会はこのほかにも「蔚珍王避川(ワンピチョン)流域と金剛松保護地域の生態的評価」「独島火山の生成と進化」「鬱陵島特産種の現況と生物圏保全地区」「ユネスコ生物圏保全地域」「生物圏保護地域の概念と支援」「世界保護地域指定と問題点」などをテーマにした国内外専門家の発表で2日間進行される。
学術大会が終わった後、参加者らは鬱陵島と蔚珍金剛松群落地を調査に訪れる予定だ。
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