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日本に向かった外国人、仁川空港の搭乗ゲート前で出産

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版



7日午前8時30分、仁川(インチョン)国際空港の旅客ターミナルに産声が響き渡った。インドネシア人のダルウィナ・ラスタムさんが旅客ターミナルの搭乗ゲート22番と23番の間で体重2.8キログラムの健康な男児を出産した。国境地帯の旅客ターミナルでの出産は初めて。

ラスタムさんはこの日午前6時40分に日本人の夫と2歳の息子とともにジャカルタから仁川空港に到着した。午前9時45分発の鹿児島行き大韓航空に乗り換えるため待機していたところで産気づいた。ラスタムさんは苦痛から床に横になり、空港職員がかけつけたときには子どもが外に出はじめていた。救急隊が到着したときにはすでに出産が終わっていたが、子どもはへその緒が首にからまり、体の色が青く変色しており、息もできなかった。救急隊は鼻と口に詰まっていた羊水と異物を除去し、ようやく力強い産声が聞こえた。へその緒は医療センターに移動してから切った。ラスタムさんは空港新都市内の産婦人科で治療を受けた。ラスタムさんは「旅行中に韓国でこんな嬉しいことになりとても気分がいい」とにっこり笑った。


仁川空港のユン・ヨンピョ営業本部長は、「タクシーの車内で子どもが生まれると運転手は大吉の運勢だというように、われわれにも喜ばしいことだ」と話している。



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