韓食グローバル化教育が先月24日、日本・東京で初めて開かれた。8日間の教育過程の最終日となった5日には、プルコギ・ピビンパなどを作る料理講習が開かれた。講演には170人の受講生が集まり、韓食ブームの熱気を実感させた。 |
「韓食を広めろ」。香港・ニューヨーク・東京で韓食広報行事が相次いで開かれた。香港では韓食の認知度を高めるために著名人が韓食夕食会に招待された。東京の都心では韓食調理法の講演が開かれ、大きな反響があった。ニューヨークの韓国系スター調理士は韓食のグローバル化に向けて助言した。
◇ 「ソースの多様化、西洋食材料の活用を」
「韓国式の調理法にこだわらず、洋食の材料も積極的に活用すべき」。米国で活躍中の韓国系スター料理人5人は5日、駐ニューヨーク総領事館が開催した韓食広報行事でこのように助言した。
ラスベガス・ベラジオホテル内のイエローテールレストランでチーフを務めるアキラ・ベク氏はヒラメの刺し身とキャビアにメキシコ産の唐辛子とコチュジャン(唐辛子味噌)をのせた料理を紹介した。ベク氏は「同じ刺し身でも日本の刺し身と違うのはコチュジャンの味。西洋人は辛いものが嫌いだというのは誤解だ」と説明した。
マンハッタン・バッテリーガーデンのチーフ、トミー・リー氏の韓国式バーベキュー羊肉も好評だった。リー氏は「羊肉を韓国プルコギの味付けで焼いたところ反応がよかった。西洋人が慣れている食材を積極的に活用する必要がある」と述べた。
シアトルでフュージョンレストランを運営するレイチェル・ヤン氏は薫製ゴマ豆腐と牛タンウズラ卵料理を出した。ヤン氏は「豆腐はどんなソースを使うかによっていろんな味が出せる。韓食に合うソースを開発すればいい」と強調した。
◇ビビンパを作った日本人「超おいしい」
「ビビンパはいろんなナムルが入るので非常に手がかかる料理だが、多くの人々が一緒に食べる時にはむしろ簡単なほうだ。材料さえ準備しておけばすぐに料理を出せる」
5日、東京・新宿にある東京電力1階の講義室。韓国農林水産食品部・農水産物流通公社(aT)が主管した海外初めての韓食グローバル化教育科目のビビンパ実習が行われていた。
講師を務めたた青江(チョンガン)文化産業大のファン・ジヒ教授(39)とペ・ユンジャ韓国料理学院連合会長(63)が慣れた手つきでナムルを作ると、受講生は「すごい」を連発した。「ビビンパの秘訣」が紹介される時は講義室に緊張感が漂った。
ニューヨーク・東京・香港で「韓食」広報リレー(2)
この記事を読んで…