俳優イ・ビョンホンがドラマ「白夜」の失敗は繰り返さないと語った。

イ・ビョンホンは５日、ソウル小公洞（ソゴンドン）ロッテホテルで開かれたＫＢＳ（韓国放送公社）２水木曜ドラマ「アイリス」（脚本キム・ヒョンジュン、演出キム・ギュテ）制作発表会で、「『アイリス』と『白夜』は華麗なキャスティング・諜報員・海外ロケなどの部分で似ている部分が多い。個人的に『白夜』に愛着があったが、多くの人を引きつけることはできなかった。共感の形成に失敗した。『アイリス』はそういう部分で失敗しないだろう」と明らかにした。


９８年に放送されたＳＢＳ（ソウル放送）ドラマ「白夜」は、１４日から放送が始まる諜報アクションドラマ「アイリス」と似ている。イ・ビョンホンは「白夜」で国家情報院の要員として登場したが、「アイリス」でも国家情報院に該当するＮＳＳ所属要員として活躍する。

このドラマで爆発的なアクションを見せるイ・ビョンホンは「『白夜』が現実から離れていたとすれば、『アイリス』はファンタジーで満たされた諜報員の姿ではなく現実的なストーリーを追求している。すべてのスタッフがこの部分について悩んだ」とし「難しいストーリーを作らず、老若男女が楽しめるドラマを作ろうと努力した」と説明した。

実際、制作発表会で公開した「アイリス」の映像は、ドラマ序盤部にイ・ビョンホンとキム・テヒの学生時代のコミカルな場面を挿入し、ソフトな印象を与えようという努力が見られた。にもかかわらず現場では「高齢者の視聴者や主婦がついていくにはストーリー展開があまりにも速く複雑ではないか」という指摘もあった。



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