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<フィギュア>浅田、バンクーバーへの道が険しく

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「キム・ヨナの母国からも取材に来たが、浅田真央は苦難のスタートを切った」。

‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ(19、高麗大)の‘ライバル’浅田真央(19・日本)が2010バンクーバー冬季オリンピック(五輪)フィギュアスケートのフリープログラム「鐘」を初めて披露した。3日(日本時間)さいたまスーパーアリーナで開かれた「2009ジャパンオープン」でだ。

国家対抗戦として行われたこの大会は、シーズン前哨戦の性格を帯びている。しかし自国ファンの前でシーズンの好スタートを切ろうとしていた浅田の計画は水の泡となった。7回のジャンプのうち4回ミスし、スピンやステップなど他の演技の要素も不十分だったという評価だ。


普段から浅田に高い点数を与えてきた日本の審判も目に余るミスに102.94点を与えた。浅田が成人舞台にデビューして以来2番目に低い点数だ。不振の浅田のため日本チームは北米チーム・欧州チームとの対抗戦で合計434.17点を受け、最下位の3位となった。

浅田の最初の舞台を期待していた日本メディアは失望が歴然だった。日本のスポーツニッポン紙は「バンクーバーへの道が険しくなった。オリンピック前哨戦で見せた浅田の期待以下の演技にスケートリンクに集まった1万2752人の観客は拍手を送れなかった」とし「‘ライバル’キム・ヨナの母国である韓国のテレビ放送局も取材中だった」と伝えた。

浅田は10日後、シーズン初大会の2009-2010国際スケート競技連盟(ISU)グランプリ第1戦(10月15-18日・パリ)でキム・ヨナと対戦する。

スポーツニッポン紙は「最初の大会は新しいプログラムの発表に意義があるというが、この大会でキム・ヨナに完敗すればオリンピックを左右する審判に影響を及ぼすしかない」と憂慮を表した。



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