勝ってこそ決勝トーナメントに進出できる。 引き分け、敗戦なら脱落だ。

洪明甫（ホン・ミョンボ）監督が率いるＵ－２０（２０歳以下）韓国代表が３日（日本時間）午前１時４５分、エジプトのスエズムバラクスタジアムで、米国と２００９国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）Ｕ－２０ワールドカップ（Ｗ杯）Ｃ組の第３戦を行う。


韓国は現在１分け１敗で「死のＣ組」の最下位にとどまっているが、米国に勝てば自力で１６強をつかむ。しかし引き分けまたは敗戦なら敗退となる。

カメルーンとの初戦に０－２で敗れた韓国は、第２戦でドイツと１－１で引き分け、勢いに乗っている。 米国もドイツとの初戦で０－３の完敗を喫したが、カメルーンを４－１で撃破する底力を見せた。 必ず勝たなければならない韓国とは違い、米国は引き分けても決勝トーナメントに進出する。

洪監督は「４人のスピードある攻撃手を中心に攻撃する米国はカメルーン・ドイツに劣らないほど難しい相手」とし「必ず勝たなければならない試合だが、相手の逆襲に十分に対応しながら試合をしたい」と語った。韓国が米国を破った場合、決勝トーナメントではＡ・Ｂ組１位が予想されるイタリア・スペインと激突する可能性が高い。

今大会ではすでにイタリア・パラグアイ（Ａ組）、スペイン・ベネズエラ（Ｂ組）、ドイツ（Ｃ組）、ガーナ・ウルグアイ（Ｄ組）、ブラジル・チェコ（Ｅ組）、ＵＡＥ（Ｆ組）が決勝トーナメント進出を決めている。

◇決勝トーナメント進出決定方式＝今大会は２４カ国が６組に分かれて組別リーグを行う。 各組１・２位の１２カ国と、各組３位の６カ国のうち勝ち点が高い４カ国が決勝トーナメントに進出する。 すでにＢ組のナイジェリア・タヒチ、Ｆ組のウズベキスタン・イングランドが２敗を記録した。 このために残りの４組では勝ち点４点で３位になれば必ず決勝トーナメントに進出することになる。