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「これからはGM大宇(デウ)のロゴをはずし、シボレーのロゴに変える予定です」。GM大宇の営業・マーケティングを総括するリック・ラベル副社長が最近本紙とのインタビューでこのように述べた。現在GM大宇が生産するすべての車種は国内ではGM大宇のロゴを付けているが、海外ではシボレーのロゴを付けている。
GM大宇はこれまで一部モデルの場合、海外にオペルのブランドで輸出していた。しかしオペルが先月にカナダの部品メーカーのマグナに売却され、現在はシボレーだけ輸出する。
ラベル副社長は、「国内消費者も独自にロゴをはずしてシボレーのロゴを付けているのが実情。こうしたことを考慮して2011年から韓国でシボレーブランドに統一する計画だ」と述べた。ただGM大宇の法人名は変更しない方針だ。
ラベル副社長は、「『ラセッティ・プレミア』の場合、25万ウォン(約1万9000円)するシボレーのロゴキットを買って交換するケースが40%を超えている」と話す。
「ラセッティ・プレミア」は海外ではシボレー「クルーズ」として、「ウィンストーム」はシボレー「キャプティバ」として売られ、消費者の間でこれらのロゴを購入して交換しているという説明だ。ラベル副社長は「韓国の顧客がシボレーを望んでいる以上、あえてGM大宇のロゴを使う必要はないのではないか」と述べた。実際にGMコリアはこれまでGM大宇に代わりシボレーブランドに国内市場を統一することを強く主張してきた。
ラベル副社長はまた、「GM大宇が世界的な金融危機を通じて骨にしみるほど学んだことは、内需の重要性だ。2015年までに国内市場で20%のシェア達成のため広域ディーラーを募集し、向こう2年間に新車5モデルを出す計画だ」と明らかにした。
このほか、「来年には『グレンジャー』クラスの中大型セダンと中型スポーツ用多目的車(SUV)、後年には「ソナタ」「ベルーナ」クラスのセダンと7人乗りレジャー車両が出る。2011にはシボレーのスポーツカーを輸入して大型ショールームでキャデラックまで一緒に売りたい」と述べた。
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