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「中国の軍事パレード、世界軍事葛藤を招く」 西側軍事専門家が懸念

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「中国の国慶日軍事パレードは世界的な軍事葛藤を深めるだろう。特に北東アジアで軍備競争を触発することになる」。シンガポールに本部を置く防衛戦略研究所(IDSS)のサム・バートマン首席研究員の分析だ。

バートマン氏は「中国が52種類の新武器を公開するということは、別の驚くべき新武器を隠しているという傍証」とし「新武器の公開をきっかけに国際社会で中国脅威論が提起されるはずであり、特に北東アジアでは新しい軍備増強競争につながるだろう」と診断した。

西側軍事専門家も似た見解を示した。米国の代表的な中国軍事情報分析家ジェームス・ムルベノン研究員は「10年後に中国軍が完ぺきなGPS(衛星確認システム)を構築すれば、軍戦略が世界を狙うことになり、これは西側との無限競争につながる」と述べた。


西側の軍事専門家らは中国の海軍力、特に潜水艦戦力が脅迫的だと説明する。現在、中国は60隻余りの潜水艦を保有し、このうち少なくとも2隻は核ミサイル搭載が可能と伝えられている。数万人と推定されるハッカー部隊はもちろん、相手国の通信を無力化させる情報化戦力は先進国レベルという。

中国軍の戦力が過大評価されているという指摘もある。中国が過去20年間にわたり開発し、国慶節に見せる最新鋭戦闘機「殲10」はロシアのエンジンを搭載したと伝えられている。中国は独自のエンジンを開発して搭載したと主張しているが、信ぴょう性が落ちるというのが西側軍事専門家らの分析だ。



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