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「世界が韓国を尊重」自信に満ちた李大統領

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版



9月30日、李明博(イ・ミョンバク、MB)大統領が記者会見を行った青瓦台(チョンワデ、大統領府)本館の1階、忠武(チュンム)室の壁には「より大きな大韓民国!-2010・G20金融サミット」という文言が掲げられた。

青瓦台の説明によると、李大統領が語りたい言葉を一言でまとめた表現だった。会見のタイトル「認識の転換、辺方から中心へ」も同じ脈絡だった。この日、李大統領の声は「世界が韓国を尊重しているだけに我々も自らを尊重すべき」「自信をもって進むべき」「韓国の声を出そう」という部分で高まった。


李大統領は会見で、主要20カ国・地域(G20)金融サミットの招致を実現させた感動をそのまま伝えた。「ピッツバーグ会議を終えて狭い出口を出る際、首脳ら数人が私の肩を抱いて、祝いの言葉を伝えた。その瞬間、万感が胸に迫り、韓国民は大した民族だと感じた。こうした国民の大統領であるということが非常に誇らしく思えた」と語った。

李大統領は「およそ100年前の1907年、ハーグ平和会議に入場すらできなかった高宗(コジョン、朝鮮時代の第26代王)の密使、李儁(イ・ジュン)烈士は自ら命を捨てることで、当時の国際社会に抗議した。しかもG20金融サミットが開かれる来年は韓日併合から100年になる年」とした後「感無量だ」と話した。そして「他人が形成した国際秩序の枠組みの中で受動的な役割に満足していた韓国が新たな枠組みを作る国になった」とした上で「こうした成果は国民の犠牲と努力があったからこそ可能だった」と強調した。

特に経済状況について「これまで国民が厳しい状況に耐えてくれた。もう少しだけ我慢してほしい」とし「近く庶民が豊かに暮らせる日がやってくるだろう。その日が来るまで私も公職者とともに睡眠時間を削って、最善を尽くす考えだ」と強調した。

李大統領の特別記者会見は、米国産牛肉の交渉やろうそくデモで危機を迎え、謝罪を迫られた昨年6月19日以来、約1年3カ月ぶりとなる。



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