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スタインバーグ米国務副長官は9月30日「北朝鮮が核兵器を除去する具体的かつ不可逆的な措置を取らなければ、国連安保理決議・1874号による北朝鮮への制裁は解除しない」と明言した。
オバマ米政権で対北政策を主導する同氏は「北朝鮮が必要とされる措置を取らない限り、制裁の緩和も協議できない」と明らかにした。韓日中3国を歴訪中のスタインバーグ副長官は中央日報とのインタビューで、北朝鮮との対話を模索する現在の外交的な動きについて「立場の旋回ではない」と断言した。
同氏は「我々は断固として1874号の制裁を履行している。退く考えはない」と述べた。続いて、北朝鮮が最近、韓国と米国に対して一連の柔軟姿勢を取っていることについては「制裁が効果を出しているもの。現在、北朝鮮が歩む方向が北朝鮮を孤立させ、北朝鮮の安保を弱めるという事実を認識した結果とみられる」と話した。
スタインバーグ副長官はまた「李明博(イ・ミョンバク)大統領が先月16日に米ニューヨークで北核問題の新たな解決策として提案したグランド・バーゲン(包括的取引)とオバマ政権のパッケージ・ディール(包括的妥結)は同じ内容のもの」という認識を示した。
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