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漢江の橋に自殺防止カメラ設置へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 ソウル市管内の8本の漢江(ハンガン)の橋に自殺防止用のカメラが設置される。

ソウル市消防災難本部のイ・キファン本部長は28日、「自殺が多い麻浦(マポ)・漢江(ハンガン)・元暁(ウォンヒョ)・城山(ソンサン)・楊花(ヤンファ)・永東(ヨンドン)・銅雀(ドンジャク)・漢南(ハンナム)大橋に、来年末までに130億ウォン(約10億円)を投じて‘漢江橋梁安全システム’を構築する」と明らかにした。

消防本部はまず、自殺を図る人を監視するために夜間も感知できる熱画像カメラ32台と自動追跡カメラ64台を設置することにした。 監視はソウル総合防災センターが担当し、自殺をあきらめるよう説得する放送をしながら水難救助隊を出動させることになる。


また自殺の意図を知らせようとする人の心理を利用し、「SOS緊急電話」も各橋に2台ずつ設置する。 さらに漢江大橋・麻浦大橋・広津(クァンジン)橋は自殺を防ぐため、欄干の高さを2メートルに高める計画だ。

ソウル市によると、07年から今年7月まで漢江での飛び降り自殺による救助隊の出動は1033件で、一日平均1.05件。 消防災難本部のファン・スンチョル災難対応課長は「8本の橋の試験運営結果がよければソウル地域のすべての漢江橋にカメラを設置する計画」と述べた。



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