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ロシア産ガス、北朝鮮経由の導入計画が白紙化

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
シベリアで生産された天然ガスを北朝鮮を経由するパイプラインを通じて国内に導入する方式が事実上白紙化された。

韓国ガス公社の朱剛秀(チュ・ガンス)社長は29日の記者懇談会で、「シベリア産ガスはまず液化天然ガス(LNG)で導入する方針で、北朝鮮を経由するPNG方式は北朝鮮が要求する場合に検討することにした」と明らかにした。

ガス公社とロシア国営ガス会社のガスプロムはこれまでPNG方式を最優先で検討してきた。しかし冷却した南北関係に改善の兆しが見えないことや、予想外の費用問題まで重なり方針を変えたものとみられる。ガス公社関係者は、「北朝鮮側が非公式にとても多くの対価を要求している」と説明した。


これを受けガス公社はシベリア産ガスを運送するパイプラインのロシア側終着地のウラジオストクにガス液化工場を作り、ここでLNG状態に変えた後に船を通じて国内備蓄基地に輸送することを求めていた。

ガス公社はガス供給元多角化のためシベリア産ガス導入を進めており、昨年9月に李明博(イ・ミョンバク)大統領がロシアを訪問した当時にロシアと2015年から30年間にわたり年間最大750万トンの天然ガスを北朝鮮を経由するパイプラインを通じて導入することで合意していた。



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