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女優ハン・ヘジンがイランで予想外の人気を集めている。
ハン・ヘジンは最近、イランのある映画会社から出演の話を受けた。 イラン最高の監督が制作する映画に主人公として出演してほしいというラブコールだった。 しかしちょうどドラマ「済衆院」の撮影が始まったばかりだったのでこれを丁寧に断った。
ハン・ヘジンの人気がイランで急上昇した理由はドラマ「朱蒙(チュモン)」のためだ。 今年上半期にイランの国営放送IRIBで放送された「朱蒙」は平均視聴率70%を超える爆発的な人気だった。 このドラマの主役のハン・ヘジンとソン・イルグクの人気もこれに伴って垂直上昇した。
日本と東南アジアにも輸出された「朱蒙」が唯一イランで脚光を浴びている理由は、このドラマが古代ペルシャ時代のイラン史の英雄譚と似ているからだ。 ハリウッド映画「300」でスパルタの王レオナイダス(ジェラード・バトラー)と戦う野蛮人として描写されたクセルクセス・ペルシャ王は広大な大陸を支配したイランの英雄だ。 「朱蒙」がこの英雄を連想させるということだ。
特に「朱蒙」のヒロインであるンハン・ヘジンはイランの女性と子どもから大きな関心を受けている。 女性の社会活動を制約するイランで、ハン・ヘジンが演じた召西奴(ソソノ)がイラン女性の代理満足の対象になったと分析されている。
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