先月の総選挙で完敗し野党第１党となった日本の自民党の新総裁に谷垣禎一元財務相（６４）が２８日に選出された。


自民党はこの日党本部で衆参議員総会を開き、麻生太郎前総裁の後任として谷垣元財務相を第２４代総裁に選出した。谷垣氏は出身派閥の古賀派を中心に党内重鎮らの支持を得て議員票１９９票、地方票３００票の４９９票のうち半分を超える３００票を獲得した。


河野太郎元法務副大臣（４６）と西村康稔前外務政務官（４６）は自民党執行部の世代交代を主張したが、谷崎氏の壁を越えることはできなかった。谷垣総裁は「もう一度国民の信頼と政権を取り戻せるよう渾身の力を尽くしたい」と述べた。

谷垣総裁は５４年ぶりに政権を譲り渡した自民党を立て直し、国民に改革イメージを与えて政権を取り戻すという最大の課題を抱えることになった。来月２５日の神奈川県と静岡県の参議院補欠選挙が最初の課題だ。これを手始めに来年の参議院選挙に備え党が総力を挙げる方針だ。谷垣総裁は党再建のため要職に重鎮らを起用する方針だ。



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