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ユニクロ「韓国はファストファッション市場最大の勝負地」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版



世界的なファストファッション会社でユニクロのブランドを展開するファーストリテイリングの柳井正社長は23日、「2012年までに韓国に100カ所以上の店舗を出し、年間売上4200億ウォン(約320億円)を達成する」と明らかにした。柳井社長はこの日、ソウル市内のホテルで記者懇談会を開き、「こうした成長のため韓国・日本・香港をはじめとするアジア市場全域で事業を継続して拡大していく」と述べた。

ユニクロはこのため、最大の戦略的要衝である韓国市場で積極的なマーケティングをする計画だ。ユニクロは最近、ロッテ百貨店はもちろん、現代(ヒョンデ)百貨店、GS百貨店、Eマートなどに流通網を拡大する一方、地上波テレビ放送でのコマーシャルも開始した。今月4日はロッテドットコムと組んで「オンラインフラッグシップストア」を開いた。若者が多く訪れる江南(カンナム)のCOEXモールでは建物の外壁全体を使った屋外広告も行っている。


柳井社長は、「いまはブランドごとに出身国別に市場を分け合っているが、徐々にこうした区分は消え去り、ひとつの市場として集約されていくだろう。韓国市場での本格的な拡大戦略もこうした見方から理解すればよい」と説明した。

ロッテショッピングと組んで韓国に進出したユニクロは、2005年にソウルと仁川(インチョン)に最初の店舗をオープンした。初年度は300億ウォンの売上を記録し、昨年は1300億ウォンに達するなどめざましい成長を続けている。9月現在全国に41店舗を運営している。





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