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韓国の自動車大手・現代(ヒョンデ)自動車の代表モデルと言える中型セダンの新モデル「YFソナタ」が17日に公開された。
革新的なデザインや改善された性能が際立つが、以前のモデルより200万ウォン(約15万円)以上も値上がりした。現代車は17日午後、ソウル瑞草区(ソチョグ)の漢江(ハンガン)市民公園・盤浦(パンポ)地区にある船上のカフェで、鄭義宣(チョン・ウィソン)副会長や梁承錫(ヤン・スンソク)グローバル営業本部長ら約200人が出席した中、新車発表会を行った。
鄭副会長は「世界最高レベルの技術力と徹底した品質管理、革新的なデザインにより再誕生したソナタは、グローバルな名品として、中型セダンの新たなモデルとなるだろう」と述べた。新モデルのソナタは85年の初登場以来、6回目のモデルとなる。
05年に「YF」と名付けたプロジェクトとして開発しはじめて以降、4500億ウォンが投資された。4ドアのセダンだが、クーペ(2ドアで後部に荷物入れがあるスポーティーな車)の外形に似た「4ドア・クーペ」だ。ベンツCLS、フォルクスワーゲンCCなど最近流行っているスタイルだ。現代車によると、しなやかで強い「蘭」のイメージを取り入れた。排気量2000ccガソリンエンジンのAT車で、6段自動変速機を装着している。最大出力165馬力。最大トルク20.2kg・mを発生する。
現代車は国内だけでも、年末まで6万台の販売を目指すとしている。来年初めには米国、2011年初めには中国でもそれぞれ生産、販売をスタートさせ、2011年からは全世界で年間約45万台の販売を目指す。価格は基本モデルのグランドが2130万ウォン(自動変速機ベース)で、最高モデルのスポーツ(基本2820万ウォン)はオプション追加の場合、2930万ウォンにのぼる。従来のNFソナタ(1831万~2588万ウォン)より200万ウォン以上高い。
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