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「韓国人が率先して作ったものであり、主観団体である国連の首長も韓国人なのに、いざ韓国だけが“国際平和デー”に背を向けてきた。今回のイベントが一過性のイベントにとどまらず、韓国が世界平和を主導する国に生まれ変わるきっかけになってほしい」--。
ソウル明洞(ミョンドン)の芸術劇場前の通りでは、21日正午、潘基文(パン・キムン)国連事務総長の声と弾皮を溶かして作った「平和の鐘」の音が響き渡ることになる。国連が28年間にわたり行ってきた「国際平和デー」(International day of peace)を記念するイベントが韓国でも初めて開催されるのだ。
同イベントは「韓民族平和統一連帯」という組織が主管する。統一連帯の理事長を務める野党民主党の金星坤議員(キム・ソンゴン、3回当選、麗水・甲)は16日「先月来韓した潘総長が『韓国は、国のスタンスに比べ、国際社会への寄与度が低すぎる』と苦言を呈し、恥ずかしかった」とした後「そうした指摘を受け入れ、少しでも変えていきたいという気持ちからイベントを準備した」と述べた。
金議員は「たまたま潘総長が今年6月13日から平和デーまでの100日間にわたり、“WMD”(We Must Disarm:みな武器を捨てるべき)というタイトルの下、軍縮キャンペーンを展開中だ」とした上で「潘総長の母国であり、最後の分断国家である韓国民が平和デーのイベントを行い、軍縮と平和への意志を確かめ合うのは必要とされること」と強調した。
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