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「韓国は子供たちが一生暮らしても良い国」日本人一家の帰化(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
マサシさん夫妻には長女サトエさん(17、高2)、長男クニヒロさん(16、高1)、次男ダイキさん(15、中3)、次女アリナさん(13、中1)、三男タツヤさん(9、小3)がいる。年の差がある4番目と5番目の子どもは上の兄弟たちが半分は育ててくれたという。そのおかげでカズコさんはボランティアができた。大田(テジョン)に暮らす韓国人と結婚した117人の日本人妻たちと一緒に、日本語を無料で教え、スピーチ大会も開いた。

カズコさんは「ハヌリ」という韓日文化交流冊子に毎月、韓国語と日本語で記事を書く記者でもある。マサシさんは「韓国も少子化問題が深刻だから私たちが帰化すれば愛国者として歓迎されてもいいのでは」と言いながら笑った。

子供たちが成長しながら韓国語と日本語を同時に学ぶ中で面白いエピソードも多い。乾電池が切れたので「ヤク(薬、またはバッテリーの意)買って来い」と行かせたら体調が悪い時に飲む薬と勘違いし、手ぶらで帰ってきたこともあったという。


マサシさん夫婦は20年間日本人として暮らしながら韓国人の反日感情による被害は受けたことがないという。「韓国の人々が日本人に対する悪い感情が残っていると言うが、いざ日本人であると分かっても悪く見なかった。私の顔を見て東南アジア人かと間違われ、疑わしい目で見られていても、途中で日本人だとわかると態度が変わるんですよ」本音をはっきり見せずにいる日本人に比べ、韓国人たちは率直な点が魅力だと彼は説明した。

カズコさんは韓国人になったらいちばん先にしたいこととして銀行融資を挙げた。長女はこう言った。「インターネットサイトで住民登録番号を入力し、実名認証すること」。外国人登録番号では認証できないサイトが多く、不便だというのだ。部屋2つの20坪の家に暮らしながらも楽しく過ごす7人の日本人家族は、もうすぐ韓国人になる。彼らの肯定的な生きる姿勢がほかの韓国人たちに伝わることを望む。

#マサシさん夫妻には末っ子の上に子供がもう1人いた。子供のいない日本人家庭に養子縁組させたという。



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