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‘ゴルフの天才’石川遼から学ぶこと

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
 07年に15歳8カ月の年齢で日本プロゴルフ(JGTO)ツアーの歴代最年少優勝を記録した日本の‘ゴルフ神童’石川遼(18)。

石川は現在、日本で最高のスタープレーヤーだ。 特に日本の中年夫婦が望む当代最高の‘息子像’でもある。 10日、韓国オープンゴルフ選手権第1ラウンドで石川が見せた言動から、その理由が理解できた。 石川は優勝よりも貴重な「礼儀-配慮-称賛-謙遜-真摯」というゴルフの本来の価値を改めて気付かせてくれた。

◇礼儀=石川は目上の人に敬意を払う。 初日に大会場を訪れた主催側の李東燦(イ・ドンチャン)コーロン名誉会長が1番ホールの貴賓席に座っているのに気付いた石川は、李会長がいる方向へ近づき、頭を下げてあいさつした。 石川の丁寧なあいさつに李会長のほか、他の貴賓も驚いていたという。


◇配慮=第1ラウンド6番(パー4)で同組のペ・サンムン(23、キウム証券)がティーショットアドレスに入った時、ギャラリーが動くと、手をあげてこれを制止させた。 また12番(パー4)ではティーショットが右に流れてOB区域に落ちたペ・サンムンのボールを長いあいだ探していた。

◇称賛=何より相手を称えることが身についている。 「ペ・サンムン選手とダニー・リー選手ともに素晴らしい選手であることを確認した競技だった。 特にペ選手にはかなわないと思った」と称賛を惜しまなかった。

◇謙遜=石川は常に謙遜した言動を見せる。 「ペ・サンムン選手と私を韓日自尊心対決と見てもらえるのは光栄だ。 しかし私は日本の代表級選手ではない。 ペ・サンムン選手の精神的、技術的な部分を自分はもっと学ばなければいけない」と語った。

◇真摯=石川は記者の質問一つひとつに丁寧かつ具体的に答えた。 相手の話を適当に聞くことはない。 日本の国民が石川遼に熱狂している理由だ。



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