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韓国、世界トップ級の精密標準信号発生器を開発

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国も世界的に最も正確なデジタル信号を作り出す国になった。これを受け、数百億光年離れた宇宙の映像や軍のレーダーの映像を鮮明に受けられる基盤技術を確保することになった。

韓国標準科学研究院のチョン・ヨンウク博士チームは、標準デジタル信号を従来の商用製品に比べて100倍以上も正確に作れる精密標準信号発生器を開発したと10日、発表した。こうした水準の信号発生器を製造・使用している国は米国とドイツ・オランダなど数カ国にすぎない。

現在、標準信号は半導体を利用して作る。すなわち「0」と「1」というデジタル信号を半導体で作った後、一つの波型のアナログ形態にする。こうした波形の精密度が重要なのは、電波望遠鏡やレーダーなど受信信号の基準点を設定してくれるためだ。すなわち、良い基準があってこそ良い映像や品質が出てくるということだ。


しかし半導体で作る信号は物質の特性上、誤差が生じる。電流が一定以上なら「1」、そうでなければ「0」と定義して使うためだ。

チョン博士はジョセフソン素子という超伝導体を使ってさらに精密な信号を作った。信号値が「0」なら電流が全く流れず、「1」なら正確にそれに合った電流が流れてこそ、この信号が出てくる。このため雑音や誤差はほとんどない。



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