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核心技術をロシアに流出、元GM大宇研究員2人を拘束

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ソウル南部地検刑事5部は10日、国産自動車の核心技術をロシアの自動車メーカーに持ち出した容疑(不正競争防止および営業秘密保護に関する法律違反)でGM大宇(デウ)研究員を務めていた2人の容疑者を拘束した。

検察によると、1人は2006年10月にタガズコリアに移籍し新車開発総括責任者を務めた。2007年7月にGM大宇の「ラセッティ」の車体とシャーシに関連した設計図面ファイル2103個、技術標準文書ファイル1534個が保存されたハードディスクを車体設計チーム長らに渡し、新車設計に使うよう指示した。昨年初めにタガズコリアに総括チーム部長としてスカウトされたもう1人の容疑者は、GM大宇を退社する直前に自動車開発に必要な設計と技術標準文書ファイルなど6437個のファイルを外付けハードディスクにコピーし持ち出した。

検察は彼らが持ち出したファイルがタガズコリアの排気量1400~1600ccクラスの準中型車「C-100」を開発するのに使われたとみている。ファイル分析作業を通じ一部技術が応用された点も確認された。


これと合わせて検察は、2人のほかにもGM大宇出身のタガズコリア社員3人についても同じ容疑で捜査していると明らかにした。特にタガズコリアにGM大宇出身社員が100人余りいる点に注目し、会社側が技術流出に対し別途に代価を支払っていたかと、組織的に技術流出に関与していたかについても捜査する計画だ。

GM大宇関係者は「『ラセッティ』をコピーしたとされるこの車は4月ごろにロシアで開かれたモーターショーに『C-100』という名前で出品されたが、まだ市販されていない。技術が2次流出したかはわからず、被害規模を算出するのは難しい」と話している。



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