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韓国と韓国人を見下す文章を掲載し波紋を呼んだ、韓国の男性グループ「2PM」の米国出身メンバー、ジェボム(22、本名:パク・ジェボム)が8日、グループ脱退を表明した直後、米国へ向かった。
問題の文章が伝えられてからわずか3日後だ。ジェボムは同正午ごろ、公式ファンカフェを通じ「大変申し訳ない。このままの気持ちでステージに立つことは難しい。私は今日付で2PMを脱退する」と明らかにした後、同午後6時30分、大韓航空KE・019便に乗って米シアトルへ向かった。
Tシャツと帽子姿で同午後5時40分、仁川(インチョン)国際空港に到着したジェボムは、落ち着いた表情を見せようと努力した。空港に駆けつけた少女ファンらは「行かないで」と涙を流し、ジェボムは出国ゲートを通過する直前、ファンに向かって「申し訳ない」と腰を落として丁寧にあいさつした後、消え去った。この日、空港には4時からファンが殺到しはじめ、5時50分ごろには約500人に増えた。
マスコミの報道に不満を抱いた一部ファンが「写真を撮るな」と取材陣に激しく抗議する場面もあった。万一の事態に備え、警察の兵力およそ50人が空港に急きょ派遣された。ジェボムの脱退により、10月に新譜のリリースを控えていた2PMの活動日程も不透明になった。JYPのチョン・ウク代表は「6人組で活動するのか、新しいメンバーを投入するのか、全く協議できていない」とし「メンバーらとの会議を通じ、すべてを合理的に決めていく。ジェボムをこうした形で帰国させることになって胸が痛み、やるせない気持ち」と話した。
ジェボムはJYPの練習生時代だった05~07年、米国の知人とやり取りしていたソーシャル・ネットワーキング・サービス「My Space(マイスペース)」内で、友達と韓国を非難する内容のメッセージを交わしたが、同内容が5日、一歩遅れて公開され、非難が殺到していた。ジェボムは直ちに謝罪し事態収拾に努めたが、2PMの解散や活動中断が求められ、これらが出演したCMの不買運動まで展開されると、極度の心理的圧迫感を受けたものとされる。
一方、オンライン上ではジェボムの出国について「韓国が嫌いだという米国人は米国に住むべきだ」「以前の未熟だった時代のことなのに、過酷すぎる世論の裁判」という意見が激しく対立している。
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