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バスでインド人教授を侮辱、国内人男性酔客刑事処罰

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
仁川(インチョン)地検富川(プチョン)支庁刑事2部は先月28日、パク某容疑者(31)を刑法上侮辱の疑いで略式起訴したと6日、明らかにした。パク容疑者は7月10日午後9時ごろ、バスに一緒に乗っていたインド人ボノジット・フセイン聖公会大研究教授(28)に対し「汚い」「いやな匂いがする」とし、侮辱感を与えた疑いがもたれている。

当時、酒に酔っていた状態だったパク容疑者は知人と話を交わしていたフセイン教授に「静かにしろ」と発言したと検察は説明した。フセイン教授はパク容疑者を告訴し、パク容疑者もフセイン教授から侮辱的な言葉を言われたと対抗告訴したが、調査過程で告訴を取り下げた。

国内には人種差別的な発言や行為を規制する法規が別にないことからパク容疑者に刑法上侮辱罪が適用された。キム・ジュソン富川支庁次長検事は「侮辱行為に対しては内・外国人区分なく厳正に処理する」と述べた。


フセイン教授は本紙との電話で「韓国へ来てから同じようなことを何度も経験しているが、バングラデシュやスリランカなどから来た労働者は私よりずっとひどい経験をしている」とし「社会的論議が必要だと思って問題提起をした」と説明した。

同氏は先月、この事件を調査した警察官の調査態度に関する陳情書を国家人権委員会に提出している。警察がパク容疑者に尊敬じみた言葉を使いながらも外国人である自分には丁寧でない言葉を使っていた点などを問題視したものだ。

フセイン教授は「韓国で生活するのは好きだが、大変なことも少なくない」とし「外国人を敵視する人々がいて同等な待遇をしないことがある」と話している。





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