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ごみの埋め立てノウハウ、中国・ベトナムに輸出

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
悪臭・ホコリ・浸出水(廃棄物の最終処理場から発生する水)などを最少化しつつごみを埋め立てる韓国の技術が海外市場に「輸出」されている。

ここ数十年間にわたり蓄積された埋め立てのノウハウを求める、中国・ベトナムなど、環境発展途上国家の需要が急増しているからだ。首都圏埋立地公社は6日、最近特許登録された「悪臭低減施設を兼ねた浸出水のポンプ場」をはじめ、これまで25件の技術特許を登録または出願したと明らかにした。

公社はこれら諸技術を掲げ、インドネシア・ジャワ島の埋立地建設など約10の海外環境事業に直接、間接に参入している。諸技術のうち7件は外国でも特許登録または出願されている。06年に開発した「浸出水・生ごみの脱離液の併合処理技術」は中国・ベトナム・インドの3国で同時に出願中だ。


首都圏埋立地で開発された技術の中には植物を用いて浸出水を浄化する技術もある。仁川市西区景西洞(インチョンシ・ソグ・キョンソドン)にある首都圏埋立地は2000万平方メートルにのぼり、埋立地としては世界最大を誇る。首都圏全域から1日約2000台の車両を通じ1万8000トンの生活・建設などによるごみが同地に運ばれる。

首都圏埋立地公社は同地でごみを埋め立てながら得た技術をもとに、昨年から海外市場への参入を本格化している。昨年9月に着工、2010年の完工を目指すスリランカ・コロンボの固形廃棄物処理場の技術コンサルティングも担当した。韓国内のエンジニアリング会社とともに参加した50億ウォン(約4億円)規模の同事業で、埋立地公社は6億2000万ウォンの技術ロイヤリティーを受けることになる。

同事業の受注に向けた事前の妥当性調査に、技術コンサルティングとして参加した海外事業も8件にのぼる。アンゴラの廃棄物処理場など4事業は妥当性調査が完了し、韓国のコンソーシアムが受注する可能性が高い。フィリピンの衛生埋立施設の建設は現在、妥当性の調査が行われている。



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